立憲民主党の蓮舫副代表が
『5分で読める!』と、言ってはなった
金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書
『高齢社会における資産形成・管理』
を読んでみました。

報告書は、表紙と目次を除いた
『はじめに』から『おわりに』まで36ページにわたり、
【付属文書1】と【付属文書2】を含めると全部で51ページあります。

何はともあれ、読み終わるまで何分かかるのか、
時間を計りながら読み始めることにしました。

 

 

 

 

もちろん、ファイナンシャルプランナーという
お金の専門家として読みますので、ただ単に
書いてある文字を読み流すだけではなく、
しっかりと読み込んでいきたいと思います。

『はじめに』を読み終えた時点で4分47秒でした!

 

 

 

 

 

 

 

 

『はじめに』のところだけでもアンダーラインを
引きたくなるような内容であり、また、このレポートの
趣旨がしっかりと書き込まれていました。

で、最後まで読み終えるのにかかった時間は
何と1時間41分!
読むの遅っ!!

蓮舫議員はこれを5分で読めるというのだからスゴい!!
速読でもやってなかったらたぶん無理だと思います。

 

 

 

 

さて、何分で読めるかなんてことはさておき、
この金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書は
与党が国会を紛糾させ、マスコミで報道されている
内容を真に受けると『公的年金制度は不完全なもので
信頼性のかけらもない』かのように思われている方も
少なくないと思いますが、そういった公的年金制度を
批判するような内容のものでは全くありませんでした。

また、蓮舫議員は麻生大臣に対して
『めちゃめちゃなことを言っている』
と、言っていますが、国会で蓮舫議員が
追及しているようなことも
どこにも
書かれていませんでした。

蓮舫議員も本当にレポートを読んでいるんだろうか?
はなはだ疑問に感じました。

そもそものところで、公的老齢年金だけで安心して
老後を暮らしていけるなんて思っている人は
いないと思います。

もし、公的年金だけで豊かな老後を過ごせることを
期待しているとしたら、あまりにも意識が低すぎます。

近年、人生100年時代と言われはじめてから久しく、
ライフスタイルも多様化し、老後(セカンドライフ)を
夫婦二人もしくはシングルで過ごす人が増えてきている。

こうした中、超低金利の時代が続き預貯金だけでは
インフレに追いつけず、個人資産を目減りさせてしまう
ことになります。

そこで、個人として資産形成と資産管理に関して
どのように取り組むべきか、また、金融サービス
提供者(金融機関)に対してはこうした社会変化
に適切に対応するべきかをまとめられた報告書です。

批判されることを恐れずに言わせて
いただきますが、
立憲民主党を
はじめとする野党は、もっとことの
本質を
議論していただきたい。

また、マスコミもそういっと所ばかり
報道して不安を
あおったりせず、
この報告書では何が書かれているのか
など
ことの本質を伝える役割があるのでは
ないかと思います。

老後資金に不安をお持ちの方や、
投資・資産運用に興味はあるけど、怖くて一歩が
踏み出せないという方に是非とも受講していただきたい
セミナーを開催させていただきます。
ご興味のある方は下記ホームページをご覧いただき
お申し込みください。
https://www.jlp.or.jp/archives/news/working-moneyseminar

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